今話題のPET検査とは
PETに関して よくある質問


Q. PET検査では何がわかりますか
A. がん細胞の有無と炎症性の疾患の有無がわかります。
がん細胞は、正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、糖分がたくさん必要とされます。そのため、検査前に静脈注射した薬剤(FDG=放射性物質を含んだブドウ糖)は、がんの病巣にたくさん集まります。その集まる様子をPET装置で身体の外から撮影すると、がんがどこにあるのか、その大きさはどのくらいかがわかります。炎症がある細胞は、正常の細胞よりもエネルギーを必要とするため、がん細胞と同じように薬剤(FDG)を取り込みます。
Q. すべてのがんを発見できますか?
A. PETには得意ながんと苦手ながんがあります。
PET検査では使用するFDGが尿中に排泄されてしまうため、膀胱や腎臓、尿管などにはどうしても薬剤が集まってしまいます。そのため、腎臓がんや膀胱がんなどは検出が困難です。他にも胃がん、肝臓がんなども苦手ですが他の画像診断(CT、MRI、超音波)や生化学検査、内視鏡検査などを組み合わせて検査するとよいでしょう。
Q. PET検査とPET/CT検査の違いはなんですか?
A. PET/CTでは、より精度の高い診断が可能となります。
PET/CTはPETによる細胞の機能画像とCTによる臓器の形態画像を同時に撮影できる装置です。PET/CTを使用することで、PET画像とCT画像のずれのない融合画像を作成することができ、より精度の高い診断が可能となります。
Q. 検査には痛みや不快感を伴いますか?
A. 検査自体から痛みや不快感を感じることはありません。
薬剤を静脈注射する際の痛みはありますが、あとは検査着を着用して機器の上に横になるだけですので、検査自体から痛みや不快感を感じることはありません。
Q.食事はいつも通りとっても大丈夫ですか?
A. 前日までは通常通りお食事をしても構いません。
がん検診の場合は血糖値に影響しますので、来院時刻の約5時間前から食事及び糖分の含まれる飲み物は控えます(お水、白湯は問題ありません)。前日までは通常通りお食事をしても構いません。
Q. 被ばく量が気になるのですが…。
A. 身体に重大な影響を及ぼす被ばく量ではありません。
被ばく量はPET検査で約2.2ミリシーベルト、PET/CT検査で約9.0ミリシーベルトです。身体に重大な影響を及ぼす被ばく量ではありませんので、安心してご受診ください。
Q. 検査にかかる時間はどれくらいですか?
A. 約3時間が目安です。
まず薬剤を体内に行き渡らせるために、注射後1時間ほど安静にしていただく必要があります。その後、検査台の上に横になり、全身を撮影します。施設によって検査時間は異なりますが、PET検査のみの場合は来院から検査終了まで約3時間が目安です。
Q. 検査する場所は身体のどの部分ですか?
A. 一度の受診で全身を検査できます。
PET検査は一度の受診で全身を検査できます。眼窩(眉の下)から大腿基部(足のつけね)までの体幹部の内臓全般を検査します。
Q. PET検査は毎年受診した方がいいのですか?
A. 明確な基準はありませんが、毎年受診できれば安心です。
PET検査では、悪性であっても1cm大以下のものが見えにくい場合があります。現時点で見えなかった腫瘍が、1年後に再検査した際に確認できることもありますので、1~2年ごとの検査をおすすめします。
Q. PETはがんの治療にも使われるのですか?
A. 病期診断、治療効果判定、転移の発見や治療後の経過観察にも有用です。
PETは病期診断、治療効果判定、転移の発見や治療後の経過観察にも有用です。治療中・治療後のPET検査についてもおすすめします。

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