PET 症例を見る 呼吸器系
- 重複がん
- 症例提供:高知大学医学部附属病院PETセンター 大西 剛直 先生
症例
68歳の女性。肺がんの診断が確定しており、転移の有無を調べる目的でPET-CTが施行された。
画像所見
左肺にある約3cmの腫瘍には、がんに合致する強いFDG集積(検査薬の集まり)が見られる。
それとは別に、左甲状腺にも約2cmの強い集積が認められる。
甲状腺がんの合併が疑われた。
診断
左肺がんと左甲状腺がん。
後に針生検で甲状腺がん(原発)が証明された。
PET-CTは一度に全身を検索するため、全く別の種類のがんが同時に見つかるケース(重複がん)も少なくはない。
本例では、両方のがんにおいて転移はなかった。
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