咽頭がん

上咽頭・中咽頭・下咽頭
3つの部位にできるがん。
明らかな要因のひとつはタバコ。
喫煙者の発症率は、非喫煙者の30倍。

咽頭とは、鼻の奥から食道までつながっている器官で、
上咽頭・中咽頭・下咽頭の3つの部位に分けられます。
それぞれの部位にできるがんは、性質や症状が異なりますが、原因としては、
タバコ・飲酒・熱い食べ物・刺激の強い食べ物などがあげられます。
その中でも特に、タバコは明らかな危険因子です。
(喫煙者ががんになる確率は、非喫煙者の30倍といわれています。)

 

咽頭がんの種類

(1)上咽頭がん

がんの進行が、体の内側に向かって増えることが多いため、初期には自覚症状があまり出ません。
日本人にはほとんど発症しない、まれながんです。

(2)中咽頭がん

中咽頭は、口を大きく開けたとき、のどの奥に見える部分です。
舌の付け根や、のどの周りによくでき、がんが進行すると口をあけるのが困難になります。

(3)下咽頭がん

下咽頭は、喉頭のうしろにあり、下部は食道とつながっています。
このがんは広がりやすく、早期発見が難しいとされています。
首のリンパ節に転移してから発見されることが多く、食道がんを併発する例が多く見られます。

出典:厚生労働省 [人口動態統計 1958-2004]